名古屋大学人の会

2019年8月9日

　私たち「自由・平和・民主主義を愛し戦争法制に反対する名古屋大学人の会」（以下、名古屋大学人の会）の世話人・呼びかけ人有志一同は、これらの政治家による展示内容への介入に強く抗議するとともに、暴力をほのめかした脅しによって自由な表現の場を奪おうとする行為を厳しく批判します。また、あいちトリエンナーレ実行委員会には充分な準備と関係機関との協力を行い、観衆、アーティスト、運営関係者すべての安全を十分に確保した上で、「表現の不自由展・その後」の展示再開に向け、努力するよう求めます。

2016年5月10日

名古屋大学人の皆さんに、一切の戦争を目的とする研究と教育に参画しないよう訴えます。

大学には戦争に協力した悲しむべき過去があります。今、日本は再び積極的に戦争ができる国に変わろうとしています。私たちは過去の過ちへの反省を踏まえ、現在の適切な判断を行い、未来を選ばねばなりません。

2015年9月25日

あなたが会長を務められている日本経済団体連合会（以下、経団連と記します）は、2015年9月15日、「防衛産業政策の実行に向けた提言」を公表しました。

提言は、「防衛装備品の海外移転は国家戦略として推進すべきである」と明言し、…

2015年9月25日

日本に「死の商人」は不要である。2015年9月15日付「防衛産業政策の実行に向けた提言」に強く抗議する。

2015年9月23日

　9月19日未明に、憲法違反の安全保障関連二法が、我々を含む多くの学者・研究者、学生、良識ある各層の市民、市民団体、労働組合、そしてマスコミの強い反対にもかかわらず、参議院で可決され制定された。私たちは、この暴挙を断じて許すことができない。

2015年8月29日

　大学はかつて兵器を作った。

　大学はかつて兵士を送った。

　大学はかつて知識を供出した。

　大学は、かくして戦争に加担した。

　それは国家が要請したものであったと同時に、かつての大学人たちが進んで行ったことでもあった。

2015年9月5日

みなさんこんばんは。名古屋大学人の会より、連帯の挨拶を申し上げます。

8月5日に、私たちは会を立ち上げ、800人以上の賛同者を募り、8月29日に、200人以上の大学人が結集し、戦争法案反対の声明を決議しました。

2015年8月1日

名古屋大学は学術憲章において、「自由闊達な学風の下、人間と社会と自然に関する研究と教育を通じて、人々の幸福に貢献することを、その使命とする」としています。そのために勇気ある人を養成することも約束しています。また、戦争に協力する研究や教育を行わないことを謳う平和憲章を持っています。