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名大アゴラ第11回 長谷部恭男氏・高山佳奈子氏セミナー

名大アゴラでは、下記の要領で長谷部恭男氏・高山佳奈子氏のセミナーを開催します。

名大アゴラ第11回

長谷部恭男氏・高山佳奈子氏セミナー

「立憲デモクラシーの危機を超えて」

講師:長谷部恭男(早稲田大学教授・憲法学)

  「憲法改正論議について」

高山佳奈子(京都大学教授・刑事法学)

  「共謀罪立法に見る民主主義・法治主義への挑戦」

日時:2017年10月9日(月・祝)13:30~16:00

場所:名古屋大学東山キャンパス IB電子情報館2階大講義室

(地下鉄名古屋大学駅3番出口から西構内連絡口出てすぐ)

http://www.engg.nagoya-u.ac.jp/access/campusmap.html

 集団的自衛権行使の「部分的」解禁を政府解釈の変更で強行した安倍政権は早くも、2020年(東京オリンピック)までの9条改憲の実現を追求し始めています。戦力不保持を定めた9条2項を残したまま、3項を追加して自衛隊の合憲性を明確化する案だと伝えられていますが、このようにご都合主義の改憲は、日本国憲法の整合性・一貫性(integrity)を徹底的に破壊する恐れがあります。

 「共謀罪法」の強行採決は、内容・手続の両面で立憲主義への重大な攻撃といえます。テロ対策の内容を含まないのに「テロ等準備罪」を処罰するとする虚偽の呼び名は、民主主義の前提を掘り崩すものです。諸外国には設けられている、人権侵害を救済する機関も日本にはなく、国連特別報告者から疑義が出ています。

 問題の本質を捉え、真実を広く伝えていくことが、立憲主義回復のこれからの運動として求められています。「アゴラ」ではこの課題に応えるため、最適な講師を揃えました。ぜひご参加下さい。

■講師紹介(プロフィール)

長谷部恭男(はせべ・やすお) 早稲田大学法学学術院教授。専門は憲法学。主な著書として、『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書)、『憲法とは何か』(岩波新書)、『憲法の論理』(有斐閣)等がある。「立憲デモクラシーの会」呼びかけ人

高山佳奈子(たかやま・かなこ) 京都大学大学院法学研究科教授。専門は刑事法学。主な著書として、『共謀罪の何が問題か』(岩波ブックレット)、『故意と違法性の意識』(有斐閣)等がある。「立憲デモクラシーの会」呼びかけ人

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